メール配信とは自社の会員やユーザーに対して、メールを配信することであり、メール配信システムとは、よりメール配信を効率よく行えるシステムのことです。具体的には自動で一斉にメールを配信したり、特定のアクションをした人にステップメールを配信したり、さまざまな機能が搭載されています。
本記事では、メール配信システムの概要や利用するメリット・デメリット、そしてメール配信システムの機能などを詳しくご紹介します。
また記事後半では、おすすめのメール配信システムについても紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
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メール配信システムとは、簡単にお伝えするとメールを自動配信するシステムのことです。通常、自社の顧客や会員が増えれば増えるほど、毎日大量のメールを送信しなければならず、従業員が都度手動で送信していては日が暮れてしまいます。そこでメール配信システムを活用することで、配信リスト内の顧客に対して、自動でメールを配信できるようになり、業務効率がアップします。
メール配信システムを活用すれば、メールを大量に自動で送れるのが特徴です。
また手動でメール配信を行うと、どうしても誤送信や内容のミスが発生しやすい傾向にあります。
メール配信システムであれば、事前に登録した配信リストから配信を行えるため、手動と比較した場合の打ち間違いや内容のミスも防げます。
メール配信とは、インターネットを通じて特定の個人や企業に電子メールを送信することです。メール配信はコストも低く、自社の顧客に対して直接送信できるため、キャンペーンの案内送付やLTV(顧客生涯価値)の向上に、重宝します。
また、メール配信であれば、顧客の商品購入履歴や興味のあるサービスを基に、よりパーソナライズされた案内を送ることも可能です。
主なメール配信の種類は以下の通りです。
・ニュースレター
・プロモーションメール
・トランザクションメール(注文確認メール、購入のお礼メール、配送通知メールなど)
メール配信は、自社の商品やサービスに興味を持ってもらい、継続的に購入したり、リピートで利用したりと顧客との関係性を維持または向上させるのが最大の目的です。
メール配信の目的を一つずつ紐解いていきましょう。
リードナーチャリングとは、自社の会員やユーザーの購買意欲を高めることで、受注や商談につなげるマーケティング手法のことです。例えば、特定の商品やサービスに興味を持っているユーザーに対して、お得なキャンペーンや商品の使い勝手を体験できるモニター募集の案内を送ります。
そうすることで、ユーザーの購買意欲が醸成され、最終的に受注につながりやすくなるというわけです。
リードナーチャリングを成立させるためには、自社の強みや競合他社の類似商品を分析するだけでなく、見込み顧客が抱える課題を解決できる案内を送ることが肝要です。
また、比較的高額な商品やサービスを展開している場合、見込み顧客の検討期間は長くなります。
そのため、長期にわたって丁寧に見込み顧客の購買意欲を醸成できるような、取り組みが求められます。
リードナーチャリングにも通じる考え方ですが、顧客との関係を維持しコミュニケーションを強化するためにもメール配信は効果が期待できます。
特に高額商材を主軸にしている企業の場合、見込み顧客の検討期間も長くなりがちです。そのため、あまりにも企業側からアプローチがないと、見込み顧客も放置されているのではないかという心理が生まれ、徐々に心が離れていってしまいます。
さらにコミュニケーションという観点で言えば、休眠顧客にアプローチできるのもメール配信の特徴の一つです。
一定期間何も購入していない顧客やコンタクトすらとれていない顧客に対して、メールを配信することで、何らかの理由で休眠していた顧客のニーズを掘り起こせます。
なお休眠顧客を掘り起こすには、どのような理由で脱落したのか、顧客から最後にどのようなコンタクトがあったのかを分析し、顧客の状態に合わせたメールを送らなければいけません。
このように、メール配信は既存顧客とのコミュニケーション強化や、休眠顧客の掘り起こしにも役立ちます。
メール配信を行うことで、休眠顧客の掘り起こしにつながることは説明した通りです。その際に顧客から何らかのアクションがあれば、顧客の潜在ニーズを把握できます。
例えば、休眠顧客に対して、新たにローンチした「ペットの見守りカメラ」の案内を送付したと仮定します。
その際に顧客から「カメラには自動追従機能が付いているか?」との質問があれば、カメラの機能や性能に関心が高いと推察できるでしょう。
このように定期的に顧客の状態に合わせたメールを配信することで、顧客のニーズを把握できるのが特徴です。
把握したニーズから、顧客の興味・関心を読み解き、次の打ち手を考えていけば、コミュニケーション強化・リードナーチャリングの加速にも通じるでしょう。
メール配信を効率的に行うにはメール配信システムが必要となってきます。メール配信システムを利用するメリットが多数あるため、次章にてそのメリットを参考にしてくださいませ。
ここからはメール配信システムを利用するメリットについて紹介していきます。
通常メールは配信量が増えると、送信する際にサーバーに負担がかかり、配信遅延や未達が発生します。
特に数千件を超えるメールを配信する際は、配信完了までに数日かかることも珍しくありません。
一方でメール配信システムであれば、サービスやシステムの要件ごとに内容は異なりますが、優れた処理能力を持ち合わせているため、数千を超えるメールであっても迅速に低遅延で配信可能です。
一般利用のメールソフトを想定した場合、一度に大量のメールを送りつけることは稀です。一方で企業のように大量のメールを配信しなければならない場合に、一般のメールソフトだと受信サーバーからスパム扱いをされてしまい、正しくメールが届かない可能性があります。
メール配信システムであればこのようなリスクを事前に想定しているため、IPアドレスを多数用意して切り替えたり、エラーメールの自動処理を行ったりと、さまざまな対策を講じています。
そのため、一般のメールソフトと比較してメールそのものの到達率も高いのが特徴です。
キャンペーンの案内や新商品のローンチなど、プロモーション目的でメールを配信する場合、いかにメールの内容を読んでもらえるかがポイントです。
そして、そのためにはメールにクリックされやすいボタンを配置したり、文字に装飾を施したりと工夫が必要です。
このように装飾を施したメールを配信するには、通常HTMLと呼ばれるマークアップ言語や、装飾を行うCSSの知識が求められます。(HTMLメールと呼ばれる。)
Web制作者やコーダーであれば馴染みのある知識・スキルですが、通常の従業員がこれらを使いこなすのは難しいでしょう。
しかし、メール配信システムであればHTMLやCSSなどの専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップをはじめ簡単な基本操作で、誰でもデザイン性の高いメールを作成できます。
メール配信システムを活用することで、より読まれる、クリックされるメールを作成できるでしょう。
メール配信システムには、多くの場合ターゲットを絞り込んで配信できるセグメント機能が備わっています。
セグメントとは、区分や部分といった意味があり、マーケティングにおいては既存顧客や見込み顧客のまとまりのことを指します。例えば、20代・会社員・趣味はキャンプなどの属性を含むグループのことです。
メール配信システムを利用すれば、このようなセグメントを抽出して、自社のキャンペーンや新商品の案内を送れるため、効率的で迅速なプロモーションが可能です。
セグメント機能がなければ、手動で自社のペルソナに沿った既存顧客を見つけ出す必要があり、送り先が膨大であるほど、手間がかかります。
メールを配信するだけでは、マーケティング施策に活かせません。
大切なことは、配信したメールが開封されたのか、またはボタンがクリックされたのかを測定し、受注や成約に至らなかった理由を洗い出すことです。メール配信システムのなかには、ユーザーの開封率やクリック率などを測定する機能が備わったタイプがあります。
このようなマーケティングに特化したシステムを活用することで、メール配信と同時にデータを蓄積し、高速でPDCAサイクルを回せることは言うまでもありません。
業務効率化やマーケティング施策の展開など、さまざまなメリットが期待できるメール配信システム。しかし、メリットばかりではなく以下の点にも注意が必要です。
・配信リストを作成するのに時間がかかる
・システムによっては利用料金が高くなる
・スパムや迷惑メールに判定されるリスクがある
メール配信システムは、非常に便利ですが、初期段階では自動でメールを配信するためにも、配信リストの作成が欠かせません。メールアドレスを登録したり、購読者リストを作成したりと、機能をフル活用するためにも事前準備が必要です。
また、上記を行うためには新規顧客を獲得しなければならず、別途Web広告やチラシ、SEO対策などマーケティング戦略も進める必要があります。
同時進行でさまざまな施策を進めなければならないため、初期段階ほどリソースの確保が求められるでしょう。また、メール配信システムは、メールの配信数や機能が多ければ多いほど、初期費用や月額料金が高額になるケースも散見されます。
そのため、自社の予算に合っているかどうかを慎重に見極める必要があるでしょう。
なお、メール配信システムは大量のメールを送信することから、スパム判定されるリスクもあります。
専用のIPアドレスで登録・運用したり、スパムフィルターに引っかかりにくい内容を記載したりと、創意工夫が必要です。
6.メール配信システムの目的
メール配信システムの目的とは、効率的かつ効果的に大量のメールを一斉に送信できるようにすることです。これにより、自社の会員や見込み顧客に対して重要な情報やプロモーションを迅速に伝えられます。
またこれまでもご紹介した通り、メール配信システムは、マーケティング活動の一環として広く使用されており、さまざまな機能を提供しています。
ターゲットオーディエンスに合わせて、メールの内容をカスタマイズでき、これにより、受信者が興味を持つ情報をよりパーソナライズさせて届けられるでしょう。例えば、顧客の購買履歴や興味を基にしたメールを送信すれば、より開封率やクリック率に貢献します。
さらにメール配信システムには、配信結果の分析とレポート機能も提供しているタイプがあります。例えば、開封率・クリック率・コンバージョン率などのデータを分析することで、どの内容が受信者に響いたのかを理解できるでしょう。
これにより、マーケティング戦略を最適化し、ROI(投資利益率)を向上させることが可能です。
このようにメール配信システムの主な目的は、自社のターゲット層に対して、パーソナライズされたメールを効率的かつ大量に届ける点が挙げられます。またその効果を分析し、次回のマーケティング施策に反映させるまでが、メール配信システムの役割だと言えるでしょう。
ここからは、実際にメール配信システムを導入する際に、どのような点に気をつければよいのか、比較ポイントをご紹介します。
メール配信システムには、大きく分けて「クラウドタイプ」と「オンプレミスタイプ」があります。クラウドタイプは、その名の通り、自社にメールサーバーを設置せずクラウドで運用するタイプのメール配信システムです。
自社にサーバーを設置しないため、「初期導入コストが安いこと」「インターネットにつながれば場所を問わずに利用できること」がメリットとして挙げられます。ただし、セキュリティ対策はサービスを提供するベンダーに依存しなければならないのがデメリットとなります。
オンプレミスタイプは、自社内にメールサーバーを設置して運用するタイプです。
自社の状況に合わせてカスタマイズできるため、柔軟なメール配信を可能にします。
また、自社内のネットワークを活用するため、セキュリティレベルが高い状態で運用できるのもメリットです。
しかし、自社にメールサーバーを設置しなければならず、導入コストがクラウドタイプと比べて高額なのがデメリット。
このように、クラウド・オンプレミス双方にメリットとデメリットがあるため、十分に比較した上で検討してみてください。
一口にメール配信システムと言っても、搭載されている機能はさまざまです。例えば、デバイス別に自動配信機能を備えたタイプ、複数IPアドレスを分散させスパム判定を回避するために、力を入れているタイプなどがあります。
また、セグメント配信やクリック率・開封率などの分析に特化した、マーケティング機能が充実したタイプもあります。
このように、自社が抱える課題とメール配信システムの機能を比較し、どの機能がより必要なのかを見極めてみてください。
すでにご紹介した通り、クラウドタイプのメール配信システムは、そのセキュリティをサービス提供者であるベンダーに依存します。そのため、ベンダーが採用するセキュリティ対策を事前に確認しておきましょう。
基本的にメール配信システムのセキュリティ対策では、メール受信時のリスクを防ぐ「フィルタリング」や、メールの危険性をあらかじめ排除する「無害化」をはじめ、さまざまな対策が導入されています。
メール配信システムを活用するなかで、どうしても使い方や運用方法がわからないなどの困りごとが発生することもあります。そのような場合に便利なのが、ベンダーから提供されるサポート体制です。
ベンダーによっては、メール配信システムの悩みや質問に回答する専用のお問い合わせフォームが設置されていたり、不具合をすぐに調査できる仕組みが整えられていたりします。
このように、ベンダーが提供するサポート体制もさまざまであるため、自社がここだけは譲れないサポートを検討した上で、システムを選定してみてください。
メール配信システムには、簡単にデザイン性豊かなHTMLメールを作成できるタイプがあります。本来であればHTMLやCSSなどの専門知識が必要なHTMLメールですが、スキル不要で誰でも簡単に作成できるのがポイントです。
しかし、いくらスキル不要でHTMLメールを作成できると言っても使いづらければ意味がありません。ドラッグ&ドロップで直感的にHTMLメールを作成できたり、デザイン性豊かなテンプレートが豊富に用意されていたりと、扱いやすいメール配信システムを選ぶとよいでしょう。
ここでは、メール配信システムに実装されている主な機能についてご紹介します。
メール配信システムは、事前に登録した配信リストに基づいて、自動かつ一斉にメールを配信できます。上記に加えて、マーケティング戦略上も重宝するのがセグメント配信機能です。
セグメント配信機能を活用すれば、年齢・性別・エリア・行動履歴・趣味などに応じて、条件を抽出し、特定のターゲット層にメールを配信できます。
特定の層に届けたいキャンペーンや年齢特化型のサービスを打ち出す際にも、有効です。
HTMLやCSSなどの専門知識不要で、HTMLメールを作成できる機能のことです。ドラッグ&ドロップのような直感的な操作で、誰でも簡単にHTMLメールを作成できるため、クリエイティブに特化したメール配信を行いたい場合に有効です。
キャンペーンやターゲット層ごとにクリエイティブを使い分けられれば、パーソナライズされたメールを配信でき、開封率やクリック率の向上に貢献します。
またメール配信システムによっては、豊富なデザインテンプレートが用意されていることも多いため、HTMLエディタ機能と合わせてテンプレートの豊富さにも着目してみましょう。
ステップメール配信機能とは、事前に登録したシナリオに基づきメールを配信できる機能のことです。例えば、会員登録時や購入5日後にフォローメールを送ることが可能です。
そのほか、誕生日に特別なオファーをすることも可能ため、見込み顧客のエンゲージメント率の向上や顧客関係の維持に貢献します。
ABテスト機能によって、メールのタイトルや本文、デザインを2つのパターンで用意し、どちらが顧客から良い反応を得られるかを比較することができます。
メルマガ配信では、タイトルや本文などの内容が顧客との重要な接点となるため、内容を改善することが大切です。ABテストを活用することで、より効果的なメール配信が可能になります。
特にHTMLメールでは、クリックされやすいボタンの色や、反応を高める画像の選び方をデータで確認できます。
こうした具体的な数値をもとにPDCAサイクルを回すことで、顧客の関心を引き、読まれるメールに進化させることができます。
メール配信システムは、ただ自動でメールを配信するのではなく、マーケティング観点でも重要視されています。具体的には、配信したメールの開封率・クリック率・コンバージョンなどの、各KPI(Key Performance Indicator)を計測できます。
これにより、誰が、いつ何を見て、何に興味を持ったのかを可視化できるのが特徴です。
効果測定機能を活用すれば、よりターゲット層のエンゲージメントを高められ、LTV(顧客生涯価値)や、ブランドロイヤルティの向上にも貢献するでしょう。
画像引用元:enchmark Email 公式サイト
enchmark Emailは、50万以上の企業に利用されているアメリカ発のメールマーケティングプラットフォームです。ドラッグ&ドロップエディタを使用して、プロフェッショナルでレスポンシブなHTMLメールを簡単に作成・配信できます。AI支援のコンテンツ作成機能やリスト管理、リアルタイムレポート、A/Bテスト、自動化メール、ランディングページ作成など、多彩な機能を備えています。無料プランでは月間3,500通のメール配信が可能で、有料プランは月額13ドルから利用できます。
主な機能
HTMLメールエディター、AI文章作成アシスト、リスト管理・登録フォーム、メール配信レポート
メールオートメーション、ランディングページ作成、スマートデザイン、eコマース & Shopify連携
料金体系
・月額2,100円~(月間7,500通の配信が可能。)
・無料トライアルプラン:月額0円、月間3,500通の配信が可能。
enchmark Emailについて更に知りたい方は、このページ「Benchmark Emailとは?機能や利用料金、導入事例を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:める配くん 公式サイト
める配くんは、株式会社ディライトフルが提供するメール配信システムで、直感的な操作性と豊富な機能を備えています。専門知識がなくても、高機能HTMLエディターを使用してリッチなメールを作成でき、登録者の属性(年齢、性別、趣味など)に基づくターゲティング配信が可能です。
また、ステップメールや誕生日メールの自動送信機能、クリックカウント機能により、メール内のリンクのクリック数を測定することもできます。料金プランは無料から始まり、月額1,867円からの有料プランが用意されており、上位プランでは高機能エディターやファイル添付機能も利用可能です。
主な機能
ステップメール配信、誕生日メール配信、HTMLメール配信、テスト配信、マルチパート配信
予約配信、属性別配信、添付ファイル配信(特定プランのみ)、SPF設定、DKIM設定
高機能HTMLエディター(特定プラン)、簡易版HTMLエディター(無料プラン対応)
ワンクリック解除、API接続(特定プラン)、計測機能
料金体系
月間利用料金:4,400円~(登録アドレス数5,000件、月間配信数30,000通、送信元アドレス数1)
める配くんについて更に知りたい方は、このページ「める配くんとは?その機能や利用料金、導入事例を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:ベアメール
ベアメールは、メールの確実な到達をサポートする高性能なメールリレーサービスです。AWSやGoogle Cloud、オンプレミスなど多様な環境から利用可能で、高速配信と高い到達率を実現します。
レピュテーション管理が不要で、国内のデータセンターから配信されるため、日本国内の携帯キャリアへのメール配信にも最適です。また、送信ドメイン認証(SPF、DKIM、DMARC)に対応し、TLS暗号化にも対応しています。
主な機能
高いメール到達率、大量メールの高速配信、メール中継オプション(SMTP AUTH対応)、TLS中継オプション(StartTLS対応)
SMTP DKIMオプション、分析レポートオプション
料金体系
・初期費用:50,000円
・月額利用料金:5,000円~(1万通プラン/超過料金:0.75円/通)
※オプション機能には別途料金が発生します。
ベアメールを更に知りたい方は、このページ「ベアメールとは?その特徴や解決できること、機能、利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:配配メール 公式サイト
配配メールは、株式会社ラクスが提供するメールマーケティングサービスで、初心者からプロフェッショナルまで直感的に操作できるユーザーフレンドリーなインターフェースを備えています。
ドラッグ&ドロップでHTMLメールを簡単に作成でき、顧客の行動に基づいた自動フォローメール機能により、パーソナライズドマーケティングを実現します。また、高い到達率を維持するための迷惑メールフィルタ対策や、kintoneやSalesforceとの連携も可能で、効果的なメールマーケティングをサポートします。
主な機能
複数アカウント発行と権限設定、テキスト/HTMLメール作成、登録・解除フォーム作成、セグメント/グループ配信
エラー解析・管理、差し込み機能、添付ファイル配信(オプション)、A/Bテスト配信、
Google Analytics連携、開封/クリック集計とコンバージョン計測、ホットリード抽出、業種業態別スコア確認
配配メールを更に知りたい方は、このページ「配配メールとは?その特徴や主な機能、利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:Blastengine 公式サイト
Blastengineは、API連携とSMTPリレーに特化したメール配信システムで、高速かつ安定した大量メール配信を実現します。日本国内へのメール到達率は99%以上で、毎時1,000万通を送信できます。
IPレピュテーション管理やバウンスメールの自動処理機能により、メールサーバーの運用負荷を軽減します。また、セキュリティ面ではSPF、DKIM、DMARC、TLSに対応し、データの安全性を確保しています。
主な機能
API連携、SMTPリレー、バウンスメール自動処理、IPレピュテーション管理、配信ログ管理、差し込みコード
セキュリティ対応(SPF/DKIM/DMARC、TLS)、各種SDK提供
料金体系
月額利用料金:3,000円~(10,000通まで/超過料金:0.60円/通)
Blastengineを更に知りたい方は、このページ「Blastengineとは?その特徴や主な機能や利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:WEBCAS e-mail 公式サイト
WEBCAS e-mailは、エクスペリアンジャパン株式会社が提供するメール配信システムで、大量のメールを高速かつ確実に配信することが可能です。クラウド版とオンプレミス版の両方を提供しており、企業のニーズに合わせて柔軟に対応できます。また、既存のデータベースや外部システムとの連携が可能で、パーソナライズされたメール配信や効果測定機能も充実しています。
主な機能
パーソナライズメール配信、フォローアップメール(ステップメール)配信、CSVインポートメール配信
HTMLメール配信、マルチパート配信、多言語配信、送信者メールアドレス設定
料金体系
・ASP型:初期費用3万円~、月額費用1万円~
・SaaS型:初期費用20万円~、月額費用10万円~
・導入型:ライセンス費用240万円~、保守費用別途
WEBCAS e-mailを更に知りたい方は、このページ「WEBCAS e-mailとは?その特徴や機能、利用料金、導入事例を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:sendgrid|日本公式販売代理店 株式会社構造計画研究所
SendGridは、世界中で広く使用されているクラウドベースのメール配信プラットフォームで、メール送信の信頼性と効率を高めるために設計されています。
高い到達率を実現するためのメール送信インフラを提供し、トランザクションメールやマーケティングメールの配信に最適です。APIを通じて既存のシステムに容易に統合でき、リアルタイムな配信状況の追跡や詳細な分析が可能です。
主な機能
トランザクションメールの配信、マーケティングキャンペーンの管理、HTMLエディターでのメールデザイン
IPウォームアップ機能、配信ステータス追跡(開封率、クリック率など)、API/SMTPインテグレーション
テンプレートライブラリ、ダイナミックコンテンツ対応、高度なセキュリティ機能(SPF、DKIM、DMARC)
料金体系
・月額19.95ドル~
※無料プランあり(月間100通まで配信可能。)
SendGridを更に知りたい方は、このページ「SendGridとは?その特徴や主な機能や利用料金、導入事例を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:メール配信プリモ 公式サイト
メール配信プリモは、初心者でも使いやすい高機能なメール配信システムです。使いやすいインターフェースと豊富なデザインテンプレートを備えており、誰でも魅力的なメールを作成できます。高性能な送信エンジンにより、メールが確実に受信トレイに届くため、高い到達率を誇ります。
リアルタイムで詳細な配信レポートを提供し、開封率やクリック率を把握可能です。顧客の属性や行動に基づいたターゲット配信ができるセグメント配信機能、自動応答機能、スケジュール配信など、多彩な機能を搭載しています。
主な機能
高速一斉送信、ステップメール配信、差し込み配信、絵文字・デコメール配信
絞り込み配信、ABテスト機能、配信エラー解析・自動停止、アンケート機能、詳細なレポート機能
料金体系
月額利用料金:6,600円(税込)~(月間配信数5万通)
※初期設定費用として11,000円(税込)が必要です。
メール配信プリモを更に知りたい方は、このページ「メール配信プリモとは?その主な機能や利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:Wing Mailer 公式サイト
Wing Mailerは、大量のメールを高速かつ低コストで配信できるメール配信システムです。高性能サーバーと高速回線を活用し、安定したメール送信を実現します。2002年からの長年の運用実績があり、ほぼ全てのメールが正確に届くよう設計されています。ユーザーフレンドリーな管理画面からデータ登録が可能で、購読希望者もウェブサイトから直接登録できます。
さらに、携帯向けの大量配信に対応する「Wing Mailer Express」も提供し、キャリアの制限を回避します。無料の時事コラム提供や、登録者データの管理・CSV形式でのダウンロードなど、メールマガジン運営に必要な機能が充実しています。
主な機能
HTMLメール作成、差し込み送信、絞り込み送信、登録・解除用タグ、条件分岐による差し込み送信
配信予約(最大1ヶ月先まで)、自動返答メール設定、フォローアップメール送信、ユーザーフレンドリーなデータ管理
料金体系
・初期費用: 10,000円
・月額利用料: 6,000円(登録件数: 10,000件まで/送信回数: 1日2回まで)~
Wing Mailerを更に知りたい方は、このページ「Wing Mailerとは?その特徴や主な機能、利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:acmailer 公式サイト
acmailerは、サーバー設置型のメール配信CGIで、簡単なインストールと高機能を兼ね備え、無制限のメール配信が可能です。無料版でも著作権表示のみで広告なしで利用でき、携帯3キャリアやiPhoneにも対応しています。
また、空メール登録、デコメール、差し込み送信、ダブルオプトインなど、多彩な機能を備えています。既存の顧客管理システムとも連動可能で、ワンクリックオートインストールにより設置も容易です。
主な機能
アクセルメールモード、複数アカウント管理、承認機能、絵文字・デコメール対応、HTMLメール作成、予約配信
テスト配信、絞り込み配信、差し込み送信、ダブルオプトイン対応
料金体系
・フリーライセンス:無料(著作権表示義務あり)
・CGIライセンス:17,600円(税込、著作権表示義務なし)
acmailerを更に知りたい方は、このページ「acmailerとは?その特徴や主な機能、利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:メール配信 NEO 公式サイト
メール配信システム「NEO」は、オンプレミス型のメール配信システムで、自社サーバーやレンタルサーバーにインストールして利用します。これにより、セキュリティの強化や自社システムとの高度な連携が可能です。
ステップメール、クリックカウンター、開封率調査、HTMLメール作成など、100以上の機能を備え、ユーザー属性に応じた柔軟なメール配信を実現します。また、月額制で低コストでの利用が可能で、簡単なインストールと高い拡張性を誇ります。初期費用不要で無料トライアルも提供されています。
主な機能
ステップメール、ビジュアル系HTML作成、マルチパート形式配信、クリック率・閲覧率レポート
SMTP追加、制限アカウント機能、プリヘッダー編集機能
料金体系
・6,300円(読者数4,000名まで)~
メール配信システム「NEO」を更に知りたい方は、このページ「メール配信「NEO」とは?主な機能や利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:スターセブン 公式サイト
スターセブンは、初期費用11,000円(税込)、月額3,300円(税込)から利用可能なメール配信システムです。会員管理、クーポン発行、くじ機能など、多彩な機能を備えています。初心者でも使いやすい管理画面を提供し、携帯電話やPCへのメール配信に対応しています。
また、ターゲットを絞った個別メール配信や効果測定も可能で、低コストながら充実した機能を持っています。
主な機能
携帯メルマガ配信機能、空メールシステム、フォーム登録、会員情報取得機能
自動返信メール、クーポン券機能、くじ機能、テスト送信、バースデーメール配信、ステップメール、画像送信
料金体系
月額利用料金:3,300円(税込)、初期費用11,000円(税込)※プラン500: 会員数500人まで、
※30日間の無料トライアルも提供されています。
スターセブンを更に知りたい方は、このページ「スターセブンとは?その特徴や機能、利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:オートビズ 公式サイト
オートビズは、ビジネスの自動化を支援するメールマーケティングツールで、高いメール到達率を誇ります。スパム判定アルゴリズムとGmailガイドラインに対応し、質の高い配信を実現します。また、LINE公式アカウントとの連携により、メールとLINEの一元管理が可能で、BAN対策も施されています。初心者にも使いやすいインターフェースと充実したサポート体制が特徴です。
主な機能
フォーム作成、ステップメール配信、メルマガ配信、LINE配信
クリックカウント、リスト管理、リスト一括登録、リスト一括削除、コピー機能
料金体系
・月額利用料金:1,980円~(税込)
・初期設定費用:11,000円~(税込)
※年間割引あり。
オートビズを更に知りたい方は、このページ「オートビズとは?その特徴や主な機能、利用料金、利用事例を紹介」を読んでみてください。
メールディーラー
画像引用元:メールディーラー 公式サイト
メールディーラーは、株式会社ラクスが提供するWebメール共有管理システムで、14年連続売上シェアNo.1、8,000社以上の導入実績を誇ります。既存のメールアドレスやサーバーをそのまま利用し、返信漏れや二重返信を防止する機能に特化しています。
対応状況の可視化、メールテンプレートの活用、担当者の割り当て、自動振り分けなど、多彩な機能を備え、チームでのメール対応業務を効率化します。また、外部システムとの連携や複数アドレスの一元管理も可能で、顧客対応の質を向上させます。
主な機能
対応状況の見える化、メール対応業務の効率化、対応ミスを最小化する機能、問い合わせ窓口の一元管理機能
メールディーラーについて更に知りたい方はこのページ「メールディーラーとは?主な機能と利用料金、導入事例を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:https://mailsales.jp/
Mailsalesは、専門知識が不要な直感的エディタを備えたメールマーケティングツールで、誰でも簡単にHTMLメールを作成できます。レスポンシブデザインに対応しており、スマートフォンやタブレットなどのデバイス表示に最適化されたメールを作成できます。
開封率やクリック率のリアルタイム分析、配信エラー管理、ドラッグ&ドロップ操作、ターゲット配信、予約配信、リスト管理、効果測定など、多彩な機能を備えています。また、高速配信エンジンを使用しており、大規模なメール配信もサポートしています。
主な機能
HTMLメールエディタ、テキストメール作成、デコメール作成、差し込みコード、ターゲット配信、マルチパート配信、
開封率・クリック率測定、フィーチャーフォンへの配信
料金体系
・無料トライアル:アドレス数: 100件まで
・アドレス数: 3,000〜
初期費用: 10,000円
月額利用料金: 4,950円~
API連携: 利用可
Mailsalesを更に知りたい方は、このページ「Mailsalesとは?主な機能や利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:コンビーズメールプラス 公式サイト
コンビーズメールプラスは、初心者でも簡単に操作できる低価格なメール配信システムです。DKIM対応により迷惑メール対策も万全で、開封率や効果測定を容易に行える分析機能を備えています。大規模配信にも対応しており、複数店舗やブランドを展開する企業に最適なツールです。
また、電話、メール、チャットによる充実したカスタマーサポートを提供しており、ISMS(ISO27001)認証取得でセキュリティも安心です。
主な機能
メール文作成機能、メール配信機能、配信先情報登録/解除機能、データ管理
分析・効果測定、その他の機能、代行サービス機能
料金体系
月額料金:4,000円~
コンビーズメールプラスを更に知りたい方は、このページ「コンビーズメールプラスとは?主な機能や利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:オレンジメール 公式サイト
オレンジメールは、初心者向けのメール配信システムで、簡単な操作性と高い到達率が特徴です。SPF、DKIM、DMARCに対応し、迷惑メール対策も万全です。ステップメールやABテスト、URLクリック分析などの豊富な機能を備え、効果的なメールマーケティングをサポートします。最短10分で配信を開始でき、30日間の無料体験も提供されています。
主な機能
HTMLメール作成、ステップメール配信セグメント配信、読者登録フォーム作成
空メール登録、ABテスト、開封数確認、オプトイン機能、エラーアドレス自動停止、通信暗号化(SSL対応)
料金体系
月額利用料金:2,980円~
※初期費用12,800円(読者数2,000件まで)
オレンジメールを更に知りたい方は、このページ「オレンジメールとは?その主な機能や利用料金を紹介」を読んでみてください。
画像引用元:メール商人 公式サイト
メール商人は、メールマーケティングを総合的に管理できるオールインワンシステムです。一斉配信やステップメール、効果測定、顧客管理など、多彩な機能を備えています。
初心者にも優しいサポート体制が整っており、30日間の無料試用期間で全機能を試すことが可能です。これにより、企業は効果的なメールマーケティングを簡単に実施できます。
主な機能
メール配信機能、メール作成機能、入力フォーム機能、効果測定とレポート機能、顧客登録・管理機能
料金体系
・初期設定費用: 5,500円(税込)
・月額利用料金:4,180円~(1,000件(メールアドレス登録上限件数)~)
メール商人を更に知りたい方は、このページ「メール商人とは?メール商人の機能や利用料金、導入事例を紹介」を読んでみてください。
本記事ではメール配信システムの概要から、導入するメリットやデメリット、比較するポイントまで網羅的に解説してきました。
またメール配信システムに搭載されている主な機能、おすすめのシステムについても触れていますので、ぜひ導入を検討されている場合は、参考にしてみてください。
メール配信システムは、自動でメールを送信するだけでなく、セグメント機能で特定のターゲット層に向けてメールを送ることも可能です。
業務効率化だけでなく、ターゲット層のエンゲージメントや、LTV(顧客生涯価値)向上などのマーケティング戦略にも活用できますので、メールマーケティング全般にお困りの企業様にもおすすめで