ニュースレターとは、企業や団体が顧客や関係者に向けて定期的に発信する情報コンテンツです。売り込みよりも信頼構築を重視し、関係性を深めることを目的としたコミュニケーション手段です。
「メールマガジンと何が違うの?」「どんな時に使うもの?」
そんな疑問が、ニュースレターという言葉に触れたとき、最初に頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
確かに、情報を届ける手段としては他にもSNSやダイレクトメールなどがあり、使い分けに迷う場面もあります。
今回、ニュースレターの基本から実践までを深掘りしていきます。届ける相手の心に静かに届く、その一通のあり方を一緒に考えていきましょう。
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「ニュースレターって、いわゆるメルマガのこと?」
そう思われる方も多いかもしれません。ですが、実はこのふたつ、似ているようで目的や伝え方に微妙な違いがあります。
ニュースレターは、企業や団体、店舗などが読者との関係を深めるために発行する“情報通信のかたち”のひとつです。新製品の紹介やイベント告知だけでなく、スタッフの日常や社内での取り組みなど、より柔らかい内容が含まれることもあります。
直接的な販売促進を目的としないものも多く、どちらかというと「知ってもらう」「親しみを持ってもらう」「思い出してもらう」といった、時間をかけて信頼を築いていくためのコミュニケーション手段といえるでしょう。
読み手の負担にならない文量や、親しみやすいトーンが使われることが多いため、あえて“ニュース”というほどの大きな話題でなくても、十分に価値があります。
「売らないけど、忘れられない」。
そんな距離感を大切にしたいとき、ニュースレターという選択肢が活きてきます。
一見、どちらもメールで情報を届ける手段ではありますが、目的と設計の段階で明確な違いが生まれます。
メルマガは、販促を主軸に置いた“売るためのツール”であることが多く、商品の案内やキャンペーン情報、割引クーポンなどが中心です。行動を促すCTA(Call To Action)が明確で、売上やクリック数といった数値目標が設定されている場合がほとんどです。
それに対してニュースレターは、もう少し柔らかく「関係性の維持」や「読者との接点づくり」を目的とすることが多くあります。必ずしも毎回アクションを求めるわけではなく、むしろ読み手が“読むだけで満足する”ような内容の方が好まれる傾向もあります。
もちろん、両者の中間的な役割を担うケースもありますが、大まかにいうとメルマガは“短期的な成果を重視”、ニュースレターは“長期的な関係を築く”ためのもの、と考えるとイメージしやすいかもしれません。
ニュースレターの立ち位置をさらにクリアにするためには、他の情報発信手段との比較も効果的です。
まず、ダイレクトメール(DM)は、基本的に商品やサービスの販売を前提とした“個別性の高いアプローチ”です。受け取り手の属性に合わせた内容で届くことが多く、開封されるかどうかが第一のハードルになります。そのため、伝えたい内容を一気に詰め込むような構成が目立ちます。
一方、プレスリリースは報道関係者やメディアに向けた“公式なお知らせ”という色が強く、企業や団体の動きを第三者に取り上げてもらうことを意図しています。言葉選びや形式もフォーマル寄りで、読者の共感や親近感よりも“正確性”や“報道価値”が重視されます。
それに比べてニュースレターは、読者との距離がぐっと近く、日常に寄り添ったトーンで届けられることが多いです。情報発信というより“会話に近い感覚”で設計する方が、読み手にとっても負担がなく、自然に受け入れられやすくなります。
違いをまとめると以下のようになります。
DM=売るための個別提案
プレスリリース=公式情報の公開
ニュースレター=信頼を育てる会話の入口
どの手段もそれぞれに役割がありますが、ニュースレターは「売らずに関わる」ことが目的である分、文章の設計には慎重さと丁寧さが求められるのだと思います。
売上や数値化された指標に目がいきがちなマーケティングの世界で、「信頼」はあまりにも曖昧で測りづらいものかもしれません。ただ、信頼があると新規顧客も既存顧客もこの商品・サービスから買ってみようと思うかも知れません。
ニュースレターが担っているのは、まさにその「信頼」を資産としてを育てることが役割です。一度商品を購入してくれたお客様が、次もまた選んでくれるかどうかは、価格やスペックだけでは決まりません。むしろ、ふとしたときに「なんとなくあのブランドが好き」と思い出してもらえるかどうか。その土壌を耕すのが、定期的に届く、温度感のある情報です。
一方的な広告とは異なり、ニュースレターは読者との「関係」に焦点を当てたコミュニケーションとなります。その積み重ねが、やがて無形の資産としてブランド全体を支える力になっていきます。
言い換えれば、ニュースレターとは「信用されるための会話」を続ける行為だと言えるかもしれません。
LTV(顧客生涯価値)という言葉が広く使われるようになってから、企業側の視点も「一回きりの購入」より「継続的な関係」にシフトしています。とはいえ、そのために常にセール情報を送るというのも違和感がありますよね。
ニュースレターは、あえて“売らないこと”で信頼を高め、顧客との接点を保ち続ける工夫のひとつになります。顧客との関係性が深まった結果として「また利用したい」と思ってもらえれば、自然とLTVは伸びていきます。
営業色を抑えつつ、丁寧に情報を届ける。そうしたアプローチは、読者の警戒心をやわらげ、ブランドへの好感度をじわじわと育てるきっかけになります。
「自社らしさ」を伝える手段はいくつもありますが、ニュースレターのように継続的な発信を通して、“らしさ”を積み上げるおとができる手段はそれほど多くありません。
ブランドポジショニングとは、「どのように記憶されたいか」を明確にし、それを言動で示していくことです。広告では伝えきれない細やかな価値観や空気感、企業姿勢などのような情報を届けるのに、ニュースレターはとても相性がよいです。
たとえば、社内文化の紹介や社員の声、ちょっとした舞台裏の話など、こういった小さなエピソードは、ブランドの輪郭をやわらかく描き出してくれます。商材の内容とは直接関係がなくても、それがあるから「このブランドは信頼できる」と感じてもらえることもあるのです。
無理に差別化を打ち出すのではなく、自然体の“自社らしさ”を日々届けること。その積み重ねが、ブランドの立ち位置を揺るぎないものにしてくれるのだと思います。
顧客リストは、ただ名前とメールアドレスが並んでいるだけでは、マーケティング資産とは言い難いものです。大切なのは、「どれくらい関係が保たれているか」という顧客との関係値を管理することです。
たとえば、半年以上音沙汰のない顧客にいきなりキャンペーン案内を送っても、反応が薄かったり、最悪の場合は解除されてしまうこともあります。関係が冷えきっているリストは、期待したほどの成果につながりません。
そこで役立つのが、ニュースレターを活用して、「覚えてもらう」「距離を縮める」ことを目的として情報を提供し続けることによってえ、顧客との信頼関係を築くことです。
すぐに売上に直結しないものの、こうした継続的なアプローチこそが、リスト全体の健全性を維持するためには欠かせません。長期的な視野で見るなら、むしろこちらの方が価値は高いとさえ言えるのではないでしょうか。
「届ける内容はいいはずなのに、なぜ反応が薄いのか?」
そう感じたとき、課題は“内容”そのものではなく、設計の組み立て方にあるのかもしれません。
ニュースレターは単なる情報配信ではなく、読者との関係を育てながら、行動につなげるための情報ツールである必要があります。
ここでは、ニュースレター制作の5つのステップを見ていきましょう。
ステップ① 配信の目的を明確化する(CV獲得 or 関係構築)
最初の段階で「この配信は、読者にどんな印象を残したいのか」「どの行動を引き出したいのか」をはっきりさせておく必要があります。目的が曖昧なまま書き始めてしまうと、コンテンツの流れも着地点もぼやけがちです。
例えば、新サービスの申し込みを促したいのか。あるいは購入後のフォローとして、ブランドの価値観を届けたいのか。同じ「ニュースレター」でも、狙いによって構成もトーンも変わってくるはずです。
短期的な成果(資料請求・予約・購入など)をゴールとするなら、文中に自然な導線を入れていく必要がありますし、信頼形成を目的とするなら、“読んでよかった”という体験そのものが目的になります。
目的を定めることは、逆に「不要な要素をそぎ落とす」作業でもあります。伝えたいことを詰め込む前に、「何を届け、何を読者に残したいのか」を一度深く掘り下げてみてください。
ステップ② 読者像(ペルソナ)と読了後の“行動”を設計する
読み手が誰かによって、適切な言葉の選び方、話の切り口、構成の順序はすべて変わります。たとえば、初心者と上級者では、興味のある内容も前提知識も異なります。そのため、想定している読者層に合わせてコンテンツを作成する必要があります。
ここでやって頂きたいこととして、ペルソナを作成するということです。
年齢や職業だけでなく、「どんな悩みを持っているか」「どんな情報に反応しやすいか」まで想像することで、伝えたい内容が変わるだけでなく、文章のトーンも変わってきます。
また、読者に読んだ後、このコンテンツを読んで良かったと思えるようなこと、どのような行動を起こして欲しいのかという点を先に決めておくことも重要となっていきます。
何を感じ、どんな行動を取ってしまうのかという点を逆算してコンテンツの流れを構成して文章を作成すれば、自然と読者が動いてくれる可能性が高くなります。
ステップ③ コンテンツのネタを設計する(情報・感情・行動誘導)
何を書くかを決めるとき、多くの人が「役に立つ情報」を探します。
もちろんそれも重要ですが、「情報」だけでは読者の心には届きにくいものです。
大切なのは、「情報」「感情」「行動」という3つの視点を意識すること。
たとえば製品紹介の記事を書く場合、スペックや価格だけでなく、「なぜそれが生まれたのか」「どう使うと生活がちょっと豊かになるのか」といった背景を添えると、グッと読者の心に引っかかりやすくなります。
また、読者の感情が動いたタイミングで、次に踏み出すきっかけがさりげなく提示されていると、自然とアクションにつながります。
読み手が「知らなかった」だけで終わるのか、「ちょっと試してみたい」と思うのか。この違いを生むのは、“ネタの組み立て方”の細かい部分です。
ステップ④ CTAボタンとその周辺の文言を真剣に考える。
「クリックしてください」「詳しくはこちら」――CTA(行動喚起)のフレーズをただ設置するだけでは、読者の心はなかなか動きません。
コンテンツの流れからアクションを起こしてもらう場合、CTAボタンの文言とその周辺の文章が重要となります。
コンテンツを読んで思わず、アクションを起こしたくなるようなオファーの内容とCTAボタンの文言についてじっくり考える必要があります。
また、CTAボタンの周りの文言は、アクションの背中を押すような内容であったり、不安を解消するような内容を設置することにより安心して億ションを起こしてもらいます。
ステップ⑤ 配信頻度と時間帯の最適化
どんなに優れたコンテンツでも、届くタイミングが悪ければスルーされてしまいます。
ニュースレターを読んでもいいと思う時間帯に届けることで、反応は大きく変わってきます。
ただ業種やターゲットによって最適な配信時間は異なります。
BtoBなら平日の午前中、BtoCなら週末の午後など、読者の生活リズムに合わせて仮説を立て、検証していくことが大切です。
また、頻度にも配慮が必要です。
ニュースレターを沢山送りすぎると負担になりますし、少なすぎれば存在を忘れられてしまいます。月に1~2回と読者にとって「きたきた」と思ってもらえるような間隔にすることが大切です。
ネタ切れ――ニュースレターを継続していると、誰しも一度は直面する壁かもしれません。
「届けたい気持ちはある。でも、書く内容が見つからない。」
そんなときのために、読者との関係性を深めやすく、なおかつ継続しやすいネタの切り口を5つご紹介します。
トレンド解説や業界ニュース
“新情報、最新の動向などの上方カテゴリーは、直接的に読者の業務内容と少しズレていても、業界に関する最新情報はよく読まれます。
たとえば、「最近話題の◯◯(例としてAI)が私たちの業界に与える影響とは?」という切り口なら、ニュースレターを開封して読まれる可能性は高いです。
単なるニュースの転載ではなく、そこに自社なりの見解や気づきを添えることで、「この会社はアンテナが高い」といった信頼感にもつながるのではないでしょうか。
また、未来への視点を含めることで、単なる情報発信を超えて、読者の“思考のきっかけ”にもなります。
お客様の成功事例・口コミ
商品やサービスを通じて、どんな良い変化があったのかという内容もよく読まれる鉄板コンテンツとなります。
他社がどのように利用して成功したのか、もしくは失敗したのかという話は、自社に応用できるので参考にされる方はおおいです。
ただ、成功事例は単に「この人が買ってうまくいきました」と成功したところだけを紹介しても十分ではありません。
読者にとって共感しやすいように、その方が抱えていた悩みや課題を丁寧に描くことで、「自分が抱えている課題と似ているから使えるかも」と思ってもらいやすくなります。
感情の起伏や、小さなきっかけにも焦点を当てることで、口コミは“信ぴょう性のあるストーリー”に変わります。
商品を売り込むのではなく、“人の変化”を主軸に置いた構成が効果的です。
社内メンバーの紹介や裏話
意外に読まれやすいのが、社内の人や日常を垣間見せるコンテンツです。
営業や広報だけでなく、現場のスタッフやサポート担当者など、普段見えない存在にフォーカスすることで、ブランドの「温度」が伝わります。
たとえば、「製品開発の裏側」や顧客インタビューしたときの感想など、ストーリー性のある内容にすれば、読者は思わず読んでしまいます。
堅くなりがちな企業の印象を、少しやわらげる役割としても、こういった裏話は有効です。
自社商品・サービス使いこなし
商品そのものを売り込まずとも、「こんな使い方があるんだ」と読者に気づきを与える内容は、好感を持たれやすいものです。
商品のスペックや利点を並べるのではなく、「知らなかった便利な使い方」「実はあまり知られていない組み合わせ方」といった、*“生活に溶け込んだ視点”*で紹介することがポイントです。
これにより、「もっと上手に使ってみよう」「自分も試してみたい」といったポジティブな行動が引き出されやすくなります。
さらに、既存ユーザーへの再利用や、口コミによる拡がりのきっかけにもなり得ます。
月間人気記事・SNS投稿の再編集
一度配信した内容をランキングにしたり、SNSで投稿して「いいね」などをされたことが多い記事などを取り上げてコンテンツとして切り口を少し変えてを再度配信することも、新しいコンテンツとして読まれやすくなります。
例えば、ブログ記事やSNSの中で反応が良かった投稿を「まとめ」として紹介しても良いのですが、更にその記事や投稿が良かった理由を加えてあげると違った内容のニュースレターとして受けとめられて読まれるかもしれません。
ニュースレターを作成しても読まれなければ勿体ないです。そのため、ニュースレターが更に読まれるようになるためのコツや注意点についてら解説させていただきます。
読者に共感してもらえるような文章を意識する
読み手が自分ごととして読んでもらうためには、共感が非常に重要なテーマとなってきます。読者を共感させるかどうかが、ニュースレターの反応を左右する大きな分かれ道になります。
事実を並べたり、自社の話ばかりになっていないかというところを気にするだけでも文体に対する印象は大きく変わります。
大切なのは、言葉の主語になります。
守護を“自分たち”ではなく、“読者”に置き換えてみると、文章のトーンや内容が少し変わり、その結果として読者に受け入れられやすくなります。
「私たちは◯◯しました」ではなく、「あなたのお役に立てるかもしれない◯◯があります」といったように、語りかける感覚を意識してみてください。
たとえば、「なるほど」と思ってもらうことよりも、「わかる」と感じてもらえることの方が、心の距離は近づきやすいと感じます。
読みやすいレイアウトで反応が大きく変わる
どんなに内容が良くても、読みにくければスルーされる。それがデジタル配信の厳しさでもあります。
見出しが整理されていない、行間が詰まりすぎている、文字サイズにばらつきがあるなど、
そうした細かい部分の積み重ねが、読了率に直結します。
また、スマートフォンからの閲覧が大半を占める今、このちょっとした行間や空白によって
読まれるかどうかが大きく変わります。
個人的には、一目で「読みやすそう」と思ってもらえる構成を目指すべきだと考えています。
たとえば、以下のような工夫が役立ちます。
・見出しと本文のコントラストをつける
・適度に余白を確保する
・箇条書きを活用して視線を整理する
見た目の整え方ひとつで、文章の印象は驚くほど変わります。
件名・導入文で引き込む
ニュースレターの命綱ともいえるのが、件名と冒頭文です。
ここで興味を惹けなければ、本文はそもそも開かれないこともあります。
件名には、「疑問形にして気になるような件名にすること」や「限定性・数値を入れた件名にすること」など反応が上がりやすい傾向があります。ただし、煽り文句にならないよう注意が必要です。誠実さを損なうと、逆効果にもなりかねません。
また、冒頭文は「つかみ」としての役割があります。読者が「続きを読んでみよう」と感じるかどうかは、ほんの数行で決まるといっても過言ではありません。
事実だけを述べるのではなく、読者が「自分に関係ありそうだ」と思えるようなフックを意識してみてください。
たとえば、「最近、◯◯に悩んでいませんか?」と問いかけるだけでも、受け取り方は変わります。
開封率・クリック率を定点観測する
感覚だけに頼らず、数値で振り返ることも欠かせません。
毎回のニュースレターに対して「開封されたかどうか」「どのリンクがクリックされたか」といったデータを追い、改善のヒントを探っていきましょう。
ただ、数値そのものに一喜一憂するのではなく、「なぜ上がったのか」「どこで落ちたのか」を掘り下げる視点が大切です。
たとえば、以下のような積み重ねが、やがて自社らしい配信のかたちを育てていきます。
・件名の語尾を変えただけで開封率が伸びた
・長文よりも短く区切ったほうがクリックが増えた
また、数字をもとにチーム内で振り返る場を設けると、主観に偏らず次回に活かしやすくなります。
分析は単なる作業ではなく、コミュニケーション設計のアップデートともいえるでしょう。
ニュースレターを考えるときに、「考え方の枠」を持っておくと、ゼロから考えるよりも早く原稿を作成できます。
ただ、テンプレートをガチガチに固めて原稿を作ると、ありきたりすぎる内容になってしまう可能性がでてきます。
ここでは、あくまで“軸として使える構成の型として、BtoB/BtoCそれぞれのフォーマット例と、CTAの入れ方による違いを紹介します。
場面に合わせて調整しやすいよう、応用を前提にしています。
BtoB領域では、情報の信頼性と専門性、加えて読みやすさのバランスが求められます。
読み手が「忙しい中でも読む価値がある」と感じてくれる内容にするには、最初の数行で引き込む構成が鍵です。
構成例:専門性と信頼感を届けるBtoB型
1. 冒頭メッセージ(挨拶+一言要約)
「春の展示会でいただいたご質問から、今月のテーマを選びました。」など
2. 課題の共有・市場動向などのインサイト提示
「最近では◯◯に関するお問い合わせが急増しています。」
3. 解決アプローチ or 自社の視点紹介
「弊社では、こうした課題に対し◯◯の視点で取り組んでいます。」
4. お知らせ(イベント告知・資料紹介など)
CTAは明確に。ただし売り込み感を抑えて、選択肢として自然に見せるのが理想
5. 署名 or 編集後記的なひと言
担当者名や個人的な一言で、関係性の余白をつくる
BtoCでは、タイミングと感情のスイッチが大きな武器になります。
季節感や行事と絡めることで、商品やサービスの紹介も自然に馴染みやすくなります。
構成例:生活の一部として届けるBtoC季節型
1. 季節の入り口トーク
「少しずつ暖かくなってきましたね。春の気配、感じていますか?」など
2. 生活シーンの共感と提案
「新生活が始まるこの時期、気持ちを整えるアイテムをご紹介します。」
3. 商品・サービス紹介(使い方+感情メリット)
「すぐ使えるだけでなく、“気分が上がる”という声も多いです。」
4. キャンペーンや予約案内などのインフォメーション
割引や期限の案内は、情報提供としてコンパクトに
5.ちょっとしたコラムやひとこと
「花粉、つらいですね……皆さんもお気をつけて。」といった、やわらかい余白
ニュースレターを継続的に配信していく場合、どんなツールで配信するかが思っている以上に成果を左右します。
開封率やクリック率が見られるのか、配信リストの管理は自分たちのニーズに合っているのか、HTMLが使えるのかなど、
こうした要素が少しずつ積み重なって、読者との関係性の質に差が出てくるのです。
ここではツール選びで注目したいポイントを紹介させていただきます。
HTML形式 vs テキスト形式のどちらでも配信可能か
テキスト形式だけでなく、HTML形式でも配信出来るかどうかを考える必要があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため、目的に合わせて使い分ける視点が大切になります。
HTML形式
画像や色、レイアウトの装飾が可能なので、視覚的に訴求することができます。ブランドイメージを伝えやすく、複数のリンクを自然に配置できるのも強みです。
ただし、メールアプリによっては正しく表示されない場合もあり、制作の手間がかかる点を考慮する必要があります。
テキスト形式
装飾なしの文字情報のみですが、シンプルな分、誤表示のリスクがほとんどありません。個人的なやりとりに近い印象を与えることもでき、開封率が意外と安定しやすいという話もあります。
どちらが優れているかというより、「読み手がどんな雰囲気を求めているか」で判断することが重要です。
商品紹介など視覚情報が大切な場面ではHTML、親近感や読みやすさを重視するならテキスト。そう考えると、自然に方向性が定まってくるはずです。そのため、両方とも対応しているツールであることは必須ですが、料金的な違いや、HTML形式を利用するときにはデザインのしやすさなども考慮してツールを選ぶ必要がございます。
ニュースレターの配信を効率化する機能の有無
以下のような機能が含まれているかどうかも確認してください。
・開封率・クリック率の測定
・配信時間の予約・自動化
・セグメント配信(読者ごとの出し分け)
・配信停止・エラー管理の自動処理
たとえば「定期的に送っているのに反応が読めない」と感じているなら、数値の見える化が不十分なケースが多いです。逆に言えば、データの可視化によって、改善のヒントがぐっと増えるということでもあります。
また、配信作業に手間がかかるほど継続的にニュースレターを配信し続けることが難しくなるので、テンプレート機能やステップ配信の自動化も検討すべき要素です。
個人的には、“継続を支えてくれるツールかどうか”が、選ぶときの一番の判断軸になると思っています。
ここでは、国内外で評価の高い3つのサービスをピックアップしました。ご参照いただければ幸いです。
Benchmark Email(ベンチマーク・イーメール)
シンプルで直感的な操作性が特徴となり、HTMLメールのテンプレートも豊富で、初心者にも扱いやすいです。日本語サポートがしっかりしており、小規模な運用からのスタートにも適しています。
Benchmark Emailの詳細を知る
メールディーラー
国産サービスで、サポート体制が手厚い点が好評です。顧客対応を軸にした設計になっているため、問い合わせ管理とメール配信を連携させたい場合にはかなり便利です。BtoB企業との相性も良いです。
メールディーラーの詳細を知る
オレンジメール
オレンジメールは、株式会社オレンジスピリッツが提供する初心者向けのメール配信システムです。直感的な操作性と高い到達率が特徴で、SPF/DKIM/DMARC対応により迷惑メール対策も万全です。
オレンジメールの詳細を知る
ニュースレターは単なる情報配信ではなく、顧客との関係性を育てるための大切なコミュニケーション手段です。目的の明確化、読者視点によるコンテンツの設計、読者が興味を示すネタの選び方、読者に共感をもってもらううための表現などの工夫が、読まれるニュースレターへとつながっていきます。