ふれあいコンシェルジュとは?
ふれあいコンシェルジュは、社内外から寄せられるあらゆる問い合わせをAIが自動で解析し、最適な回答を即座に提示するFAQプラットフォームです。
ヘルプデスクの負担を軽減し、社内ナレッジを一元管理することで、対応工数の削減とスキルの平準化を同時に実現します。
生成AIによるFAQ登録支援やドキュメント検索、承認ワークフローなど、多彩な機能を備えつつ、ITになじみのないユーザーでも直感的に操作できるシンプルなUIを採用しています。不足要件に合わせてカスタム連携やレポート機能を拡張させることもできます。
導入時には現状環境からの移行支援も行い、安心して運用を開始できます。さらに、社内向けだけでなく顧客向けFAQとしての活用も可能なため、組織全体のナレッジ活用を幅広くサポートします。
ふれあいコンシェルジュの特徴
AIによる迅速な自己解決支援
生成AIを基盤に、従業員や顧客からのあらゆる問いに対し、適切なFAQを複数候補として自動的に抽出・提示します。
自然言語処理によるあいまい検索や階層式カテゴリ絞り込みを備え、利用者が自ら回答にたどり着く自己解決力を高めることで、問い合わせ一件あたりの対応時間を大幅に短縮できます。
これによりヘルプデスクやコールセンターの負荷を軽減し、運用コストの削減とサービス品質の安定化を同時に実現します。
一元化されたナレッジ共有でスキル平準化
組織内の業務手順や暗黙知、ベテラン担当者のノウハウを集約・整理することができます。誰もが簡単にアクセスできる仕組みを提供することで、経験の浅いメンバーも専門的知見を即座に参照できるようになります。
定期的な情報更新や承認ワークフローとの連携により、最新のノウハウが常に反映されるため、スキルの属人化を防ぎ、全社的なサービス品質の均一化と事業成長を後押しします。
誰でも使えるシンプルUIと万全の導入支援
ITに不慣れな方でも直感的に扱えるミニマルなユーザーインターフェースを採用。FAQの登録・編集はガイド付きウィザードやドラッグ&ドロップ操作で行え、管理者のメンテナンス負荷を1日数分に抑制します。
登録件数や発行IDに制限がないため、組織規模や問い合わせ量の増加にも柔軟に対応可能。さらに現行システムからのデータ移行サポートや専門エンジニアによる伴走支援も受けられるため、安心して導入できます。
ふれあいコンシェルジュの機能例
FAQ登録アシスタント機能
任意のドキュメントやテキストをシステムに取り込んだ後、「この資料からFAQを作って」と指示するだけで、生成AIが複数の質問と回答案を素早く作成します。
作成された案はワンクリックで登録フォームに反映でき、その後の調整も最小限で済むため、これまでFAQ作成に費やしていた工数を大幅に削減することができます。社内規定や操作マニュアル、応対履歴など、組織固有のナレッジを瞬時にFAQとして整備できます。
ファイル検索機能
アップロードされたマニュアルや社内資料を全文インデックス化し、ユーザーが入力したキーワードに関連するファイルをAIがスコアリングしてランキング表示することができます。
FAQに回答が見当たらない場合でも、該当ドキュメントをすぐに探し出せるため、調査時間を大幅に短縮します。さらに、キーワード検索だけでなく、カテゴリごとの絞り込みにも対応し、必要な情報へスムーズにアクセスできる環境を提供します。
承認機能
公開前のFAQに対して、あらかじめ設定したカテゴリ別の承認者にレビューを依頼し、承認が完了すると自動で公開される仕組みになっています。
各FAQには承認者名と承認日時がタイムスタンプ付きで記録されるため、誰がいつどの情報を承認したかをトレースすることができます。これにより、情報の品質管理とコンプライアンスを徹底しつつ、一貫したFAQ運用を実現します。
ふれあいコンシェルジュの利用料金
・初期費用:ゼロ円
・月額利用料金:18万円(税抜)
※FAQデータ件数も発行ID数も無制限のため、登録量や利用規模が増えても追加料金の心配なく運用できます。
※月額利用料には、導入時の使い方サポートや社内利用促進の支援、さらには継続的なバージョンアップ対応が含まれており、安定したサービス運用を確約します。
※また、最低契約期間なしの単月契約が選択できるため、まずはお試しで導入したい組織にも最適です。
ふれあいコンシェルジュの導入事例
グリーンホテル・ズ コーポレーションの事例
株式会社グリーンホテル・ズ コーポレーション様は、西日本を中心に31店舗のビジネスホテルを展開する企業です。
大規模な組織改編に伴い、各ホテルから本社への問い合わせ件数が激増することが予想されていました。また、数百~数千に及ぶマニュアルや規程をばらつきなく一元管理し、迅速に情報を提供できる仕組みが求められていました。
従来は担当者や上司に直接質問を行う運用だったため、業務効率の低下と属人化が深刻な問題となっていました。
「ふれあいコンシェルジュ」は導入決定から約1カ月で稼働。初期データとして約200件のFAQをCSV一括取り込みで登録し、本社8部署の担当者が分担して整備を進めました。
システム利用を定着させるために、社内メールで繰り返し周知し、「解決しませんでした」機能で得られるユーザーの検索ワードやコメントを活用してFAQを随時更新しました。
管理職の育成ツールとしても応用できるよう、コメント機能を介して現場の声を吸い上げています。
運用開始から3カ月後には、店舗スタッフから「本社への問い合わせが劇的に減少した」と高い評価を獲得することができました。上司への質問も大幅に減り、連絡待ちによる業務停滞が解消されました。この結果、ヘルプデスク負荷の軽減と業務効率化が同時に達成されました。
事例参照元:https://www.furecon.jp/case/greenhotels
アイザワ証券株式会社様の導入事例
アイザワ証券株式会社様は、東京・港区に本社を置き、全国45店舗とオンラインで資産運用支援を手がける証券会社です。ブルートレードセンターや経営企画部など複数部門の担当者が本事例に協力しています。
社内情報を探し出すのに専門的なスキルが求められ、多くの電話問い合わせが発生。担当者不在時には回答が滞り、ナレッジが一部のエキスパートに偏在していたため、業務効率が低下していました。
導入後3ヶ月で約500件のFAQをカテゴリ別に登録し、自然言語AIによるあいまい検索と直感的なUIを本社・店舗スタッフに展開。未解決検索ワードのログや「AI辞書」機能を活用し、必要な用語を随時追加。毎日30分程度のメンテナンスでFAQを更新しています。
リリースから10ヶ月でFAQ件数が約2.4倍の1,200件に増加。社員の自己解決率は体感で約80%に達し、電話問い合わせが大幅に減少。各部署の問い合わせ負荷が軽減され、知識共有の属人化解消と業務の迅速化を両立しています。
事例参照元:https://www.furecon.jp/case/aizawa
鹿児島県さつま町様の事例
鹿児島県さつま町 総務課様は、町役場の管理部門として職員からの内部問い合わせ対応とDX推進を担う組織です。GDX推進アドバイザーを配置し、業務効率化を進められています。
総務・財政・会計・契約といった管理部門への問い合わせが年間で増加傾向にあり、担当職員の業務負荷が高まっていました。その一方で、手順書やマニュアルが不十分でナレッジは個人のメモや引き継ぎ書に散在。情報の属人化が進み、検索や共有に時間を要していました。
LGWAN環境で追加のシナリオ作成なしに即利用可能な点を評価し、「ふれあいコンシェルジュ」を選定。導入後2カ月で既存の問い合わせ履歴や部署別の引き継ぎ書をフォーマットに沿って約200件登録し、若手職員へのアンケート結果もFAQ化。ブラウザ検索のようなUIで職員自身がFAQを参照・更新できる仕組みを構築しました。
運用開始直後から、特に問い合わせの集中していたテーマに関する質問件数が明確に減少。管理部門の対応時間が軽減されたことで、他業務へのリソース振り向けが可能になりました。さらに、FAQを活用した情報共有基盤が整ったことで、今後は異動時の引き継ぎ資料としても大きな効果が見込まれています。
事例参照元:https://www.furecon.jp/case/satsuma