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Magic Insight for Chatbotは、IBM Watsonを基盤としたAIチャットボットで、FAQ対応や複雑な検索機能を自動化し、企業の業務効率を向上させます。
Magic Insight for Chatbotの機能や利用料金、導入事例を紹介させていただきます。
Magic Insight for Chatbotは、IBMのWatsonを基盤とした機械学習型の
高機能AIチャットボットサービスで、Watson AssistantとWatson Explorerの
連携により、高度な検索システムや基幹システムとの連携、
メッセンジャーアプリへのUI変換が可能となり、
一般的なAIチャットボットでは対応できない複雑な要求にも応えることができます。
プログラミング知識がなくても、ブラウザ上で簡単にチャットボットを
構築・運用できる点も特徴の一つです。
さらに、Google マップや画像、動画再生などでの回答もできます。
Magic Insight for Chatbotの機能は以下になります。
高度なAIによる迅速な回答を提供
Watson Assistantを利用したMagic Insight for Chatbotは、複雑な会話フローや多岐にわたる条件を
想定した高度な対話が可能です。自然言語処理を駆使してリアルタイムでユーザーの質問に対応し、
満足度の高い答えを提供します。
多様なチャットルームの構築
このサービスでは、1つのライセンスで最大50のチャットルームを作成でき、顧客向け、内部向け、
特定部署向けなど、様々な用途に合わせたチャットボットを設計することが可能です。
また、カスタムデザインの適用やオリジナルアイコンの作成もサポートされています。
シンプルな設置プロセス
チャットボットの設置は、Webページに数行のタグを埋め込むだけで完了します。
これにより、プログラミングやコーディングの知識がなくても、簡単にチャットボットを導入できます。
多彩な回答オプション
Magic Insight for Chatbotは、テキスト回答だけでなく、URLリンク、ボタンリンク、
Google マップでの地図表示、PDFや動画の添付・再生など、多様な形式での回答が可能です。
これにより、ユーザーに対してよりリッチな情報提供が行えます。
会話フローの可視化
チャットログを実際の画面ベースで確認できるため、どのような会話が行われたかを
リアルタイムで把握し、分析することができます。
Magic Insight for Chatbotの利用料金プランは以下になります。
基本プラン（API運用相談サポート含む）
・初期費用料：100万円
・月額利用料金：30万円
・Watson API利用料： 52,500円～
ライトプラン（API運用相談サポートなし）
・初期費用料：100万円
・月額利用料金：10万円
・Watson API利用料： 52,500円～
※API利用費用は利用量に応じて変動し、各プランの最低契約期間は1年間です。
※Watson API利用料について
Watson API利用料は、契約月数とその期間内のAPI利用回数（ユーザーがチャットと会話するアクセス数）に
基づいて決定されます。
契約時の利用枠を超過する場合、超過料金が発生します。契約月数は最低6ヶ月からとなります。
芙蓉総合リース株式会社の事例
芙蓉総合リース株式会社は、CSV（Creating Shared Value:共有価値の創造）の理念のもと、
社会課題の解決と経済価値の同時実現を目指しています。新中期経営計画において、
デジタルテクノロジーを活用した「DX戦略」を策定し、その一環としてMagic Insight for Chatbot（MIC）を導入しました。
芙蓉総合リースでは、複数のデータベースを用いた調査や検索に多大な時間がかかり、
社内からの問い合わせ対応が業務を圧迫していました。特に、営業担当者が見積もり作成時に
必要な情報を検索する過程で、大幅な時間を費やしている状況でした。
MICの導入によって、1案件における調査・検索時間が削減されました。
具体的には、営業担当者が20-30分かけていた調査が5-6分で完了するようになり、業務効率が大幅に向上しました。
また、社内からの問い合わせ対応時間も削減され、業務プロセスの効率化に大きく貢献しました。
