在庫スイートクラウドの主な機能は以下になります。
リアルタイムな在庫管理機能
入出庫を登録するだけで即座に反映される在庫管理機能です。
どこにいてもPCやスマホで在庫を確認でき、在庫管理の正確性と効率性を大幅に向上させます。
在庫スイートクラウドの「リアルタイムな在庫管理」機能は、
物品の「入」「出」を登録することで、クラウド上の在庫データが
リアルタイムに自動更新されます。これにより、紙の在庫表や棚札で
発生しがちな記入ミスや計算ミスを防ぎます。
登録方法は多様で、PCでのキーボード入力、バーコード入力、
ファイルインポートによる一括入力、ハンディターミナルや
スマートフォン(iOS/Android)でのバーコード入力や
タッチ入力などが可能です。また、入力結果はクラウド上に
集約され、複数人・複数箇所であっても在庫データを一元管理できます。
これにより、どこにいてもPCやモバイルデバイスを使用して
在庫を確認でき、外出先や出張先でも簡単に在庫管理が行えます。
履歴検索
入出荷の履歴を時系列で確認できる機能です。
具体的には、物品の「入」「出」を登録したデータを
時系列で表示し、在庫のズレや特定のロットを出荷した取引先を
すべて洗い出すことが可能です。また、いつ誰がどんな作業を
したのかを確認することもできます。日付や作業、ロットの条件を
設定するだけで、必要な情報をすぐに呼び出せます。
さらに、絞り込み条件で抽出された履歴データは
ファイル出力(CSV)が可能で、履歴の外部保管やExcelなどの
外部ツールを使ったデータ解析に活用できます
複数倉庫対応
倉庫数に制限がなく、ユーザーごとにアクセスできる倉庫を
設定できます。在庫スイートクラウドの「複数倉庫対応」機能は、
倉庫数(拠点数)に制限なく、自由に追加可能で、同一のシステム内で
複数の倉庫をそれぞれ独立して管理できます。
これにより、40拠点以上での一斉棚卸や100拠点の在庫を
一元管理するなど、大規模な運用が可能です。
また、ユーザーごとにアクセスできる倉庫を設定できるため、
安心して複数拠点での運用が行えます。さらに、倉庫ごとに
「ロット」「ロケーション」管理の設定が可能で、各倉庫の状況に
合わせた混在運用が実現します。
ハンディターミナルでの対応機能
ガイド光の照射で素早い読み取りを実現し、アプリの安定稼働を
サポートする機能。現場での作業効率を大幅に向上させます。
スマートフォンアプリでの対応機能
スマホを使用して外出先でも在庫を確認できる機能です。
カメラや外部スキャナーでバーコード・QRコードを読むことができ、
ハンディターミナル代わりになります。
また、京セラTORQUE 5Gとの連携をサポート。現場での厳しい環境にも対応します。
音声入力
AndroidやiOSの音声入力を利用して商品名を簡単に入力できます。
スマートフォンやハンディターミナルで商品名の音声入力を
可能にし、バーコードがない場面でも効率的に在庫管理を行えます。
音声入力を利用すれば、キー操作なしで商品名を簡単に入力でき、
検索結果が複数ある場合は、画面をタッチして選択することができます。
外出先での在庫確認や、バーコードラベルの発行、棚卸作業など、
様々な場面で利用できる便利な機能です。
商品画像表示
商品画像を確認できる機能。新人でも安心して作業でき、
ラベルの貼り間違えや固定ロケーションでの誤入庫を防ぎます。
入庫支援
在庫スイートクラウドの「スムーズな入庫支援」機能は、
固定ロケーションで推奨される保管位置をハンディターミナルで確認でき、
誰でも正確でスムーズな入庫作業を行えます。
フリーロケーションでは、同じアイテムを集約して
保管するために在庫参照が便利で、ロケーション別在庫画面を
表示できます。これにより、スペースの有効活用や補充作業の効率アップが図れます。
欠品を防ぐ発注点
品目台帳に発注点を設定し、発注点割れ品目をすぐに確認できます。
現場を回って欠品しそうな品目を探す必要がなくなります。
改善を促す集計・分析
リアルタイムで在庫高を確認でき、在庫移動表やABC分析を
通じて在庫状況を直感的に把握できます。さらに、滞留在庫や
在庫回転率の分析により、在庫管理の効率性を高めます。
また、エクスポート機能により、EXCELやBIツールを用いた独自のデータ分析が可能です。
セット品対応
セット品台帳を活用してセット商品の注文に対し、
倉庫ではセット品を構成する商品を効率的に出庫できます。
セット品の在庫計上と構成品の引き落としを同時に登録可能で、
セット組ができるかどうかが一目で分かる在庫参照(構成品)画面も提供します。
バーコードラベル発行
A4プリンター、卓上ラベルプリンター、
モバイルプリンターでのバーコード・QRコードラベル発行ができます。
バーコード棚卸
一人での作業が可能となり、結果は自動で集計されるため、
記入ミスや集計ミスのリスクを排除します。ハンディターミナル、
スマートフォン、PC+バーコードスキャナーなど、
様々なデバイスを利用して棚卸が行え、複数拠点の棚卸も一元管理できます。
ロット管理
製造日や入荷日別の在庫管理を可能にし、先入先出の徹底や
不具合品のピンポイント回収をサポートします。
PC、ハンディターミナル、スマートフォンを使用して
テンキー入力やバーコード読み取りでロット入力が可能です。
また、ロットがバーコード化されていないアイテムに対しても、
QRコード付き現品ラベルを発行でき、入荷日やロット情報、
入数情報を含むことができます。
フリーロケーション管理
「どこに」「何が」「いくつ」あるかを簡単に把握できます。
Proエディションでは出荷指示を登録すればピッキング指示を生成します。
ピッキング指示の作成機能
在庫スイートクラウドProが持つ「本引当」機能により、
出荷すべき在庫を抑え、明確にピッキング指示を出せます。
バーコード検品機能
商品にバーコードが付いており、出荷指示データが登録されていれば、
出荷時に商品バーコードを読み取り、出荷指示データと照合します。
指示にない商品があれば、エラーを発生させ出荷を止めることができます。
このシステムにより、誤出荷のリスクを大幅に減少させ、
出荷作業の精度と効率を向上させます。
自動カウントアップ機能
バーコードやJANコードを読み取ることでアイテムの入力と
数量の加算を同時に行う機能です。特に少量在庫を扱う場合、
数量の入力作業が削減され、入力時間を約3割短縮できます。
この機能により、手作業によるヒューマンエラーを防止し、
作業の効率化を実現します。ただし、ロット管理を行う場合や
特定の条件が必要なメニューでは使用できない点に注意が必要です。
ペーパーレスピッキング機能
ピッキングリストを発行せずに作業を行うことで、
紙の無駄を削減し、作業の効率化を図ります。
上位システムが発行する納品書番号をバーコード化し、
ハンディターミナルやスマートフォンの画面に表示される
指示に従ってピッキングを行います。
これにより、ピッキングリストと納品書を合わせる作業が
不要となり、誤出荷のリスクを減少させ、作業の正確性と効率性が向上します。
倉庫間の在庫移送
複数倉庫間での在庫の移送を効率的に管理します。
倉庫間出荷機能で「積送中」在庫として管理し、倉庫間入荷機能で
入荷側に移送します。移送中の在庫も把握でき、
より正確な在庫管理が可能です。
また、特定の倉庫には倉庫間出荷に合わせて倉庫間入荷が
自動登録され、スタッフの入力負担を減らし、効率的な運用が選択できます。
その他、権限設定、スマレジとAPIによる自動連携、
外部システムとの連携、EC用受注ソフト、配送会社ソフトとの連携ができます。