WebAntennaの主な機能は以下になります。
広告成果の集約管理
直接的なコンバージョン(CV)だけでなく、CVに至らなかった接触も含め、
過去180日間のユーザー接触履歴を計測し、個別に分析する機能となります。
これにより、直接CVにはつながらなかったものの、後日自然検索を通じてCVを
生み出すような広告の間接的な効果も正確に評価することが可能になります。
管理画面では、広告ごとの成果が一目で確認でき、間接効果をさらに
深く分析するためのツールも提供されています。この機能により、
認知獲得に役立った広告の正しく評価することができ、広告運用の最適化に貢献します。
非広告流入の成果測定
ソーシャルメディア、ブックマーク(お気に入り)、自然検索など、広告以外からの
流入の効果も同一の管理画面で評価できる機能となります。これにより、ユーザーが
ソーシャルメディアで初めてブランドを認知し、その後お気に入りを経由して最終的に
コンバージョンに至るといった、複雑なユーザー行動の流れも明確に追跡できます。
この機能は、複数のツールを使い分けることなく、広告と同じ管理画面内で
ソーシャルメディアや自然検索からの流入効果を一元的に見ることが可能になり、
間接効果の分析も容易に行えます。これにより、非広告流入源の貢献度を正確に把握し、
マーケティング戦略の最適化に役立てることができます。
ソーシャルメディア広告の成果評価
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディア広告の成果を、リスティング広告と同じ指標で
正確に計測し、評価する機能となります。これにより、各ソーシャルメディアが採用している
独自のCV指標による成果の過剰評価を防ぎ、全体の広告予算の最適化に貢献します。
また、Facebook、Twitter、LINE、Instagramなど、幅広いソーシャルメディアの広告成果を
計測可能であり、アプリ内ブラウザでのコンバージョンも含めた直接CVの計測が可能です。
これにより、ソーシャルメディア広告の真の効果を正確に把握し、
より効率的な広告運用が実現できます。
アトリビューション分析
ユーザーがコンバージョンに至るまでに接触した広告や自然検索などの順番を詳細に追跡し、
このデータをCSVファイルで出力する機能となります。これにより、媒体別、広告枠別、
バナークリエイティブ別など、様々な軸で間接効果のボリュームを日常業務の中で
簡単に評価できます。
また、CVから過去180日間の接触履歴を把握できるため、アトリビューションの
スコアリングやCVが多い広告接触のパターンを分析することが可能になります。
カスタマージャーニー分析
カスタマージャーニー分析を通じて、ユーザー一人ひとりがコンバージョンに至るまでに
どのような広告やチャネルにいつ接触したかを詳細に追跡し、このデータを基にユーザーの
行動パターンを明確にします。
接触履歴データには、接触した広告や接触時間、広告のクリエイティブなどの情報が含まれており、
これらのデータを分析することで、個々のユーザーのカスタマージャーニーを
詳細に把握できます。この機能により、マーケティング担当者はユーザーの購買行動に
至るプロセスを深く理解し、より効果的なマーケティング戦略を立案することが可能になります。
コンテンツマーケティングの成果分析
コンテンツごとのコンバージョンを評価し、ビジネスへの貢献度を明確に把握できる機能を
提供します。コンバージョンに至るまでの過去180日間のユーザー接触を追跡できるため、
コンテンツがコンバージョンにどの程度貢献しているかを正確に評価できます。
これにより、コンテンツごとの成果も明確に評価でき、どのコンテンツを強化すれば
成果が向上するかを具体的に把握できます。また、KPI(成果指標)の策定に際しては、
WebAntennaのコンサルタントが貴社の状況をヒアリングし、適切な指標の設定や
他社でのKPI事例の共有、ツールを用いた計測方法の定義など、具体的なアドバイスと
サポートを提供します。これにより、コンテンツマーケティングの効果を最大化し、
ビジネス成果に直結するコンテンツ戦略を立案・実行することが可能になります。
代理店管理
WebAntennaは複数の代理店が管理する広告キャンペーンを効率的に管理するための
機能となります。この機能により、各代理店は自らが出稿した広告のデータのみを
閲覧する権限を持ち、他の代理店とデータが共有されることはありません。
これにより、広告主は代理店ごとの成果を簡単に把握でき、代理店は自社で扱っている
広告の成果をリアルタイムに確認し、自立的に改善することが可能になります。
また、WebAntennaの導入により、広告効果測定用のパラメータ発行を
各代理店が行うことで、広告主の業務負荷が大幅に削減されます。
これは、広告主が直接計測用パラメータを発行する必要がなくなるため、
無駄な手作業が削減され、人件費の節約にもつながります。
動画広告の成果測定
YouTubeを含む様々な動画コンテンツの効果を正確に計測する機能となります。
この機能により、ユーザーが動画のどのシーンで離脱したかを特定することが可能になり、
動画内容(クリエイティブ)の効果検証を行うことができます。設定した時間単位で
ユーザーの動画閲覧状況を計測し、「どのシーンでユーザーが離脱したのか」を
明らかにすることで、動画の改善ポイントを特定できます。
さらに、WebAntennaは動画の貢献度を最終成果で正しく比較することができます。
ユーザーの流入経路ごとに動画の閲覧状況を計測し、最終的なアクションへの貢献度を
簡単に評価することが可能です。これにより、どのユーザーに対してどの動画を
視聴促進するのが最も効果的か、また、その動画が実際にアクションにつながっているかどうかを
把握し、動画広告戦略の改善に役立てることができます。
動画プレーヤーとの連携のためにはプログラム実装が必要となるため、
利用に際してはWebAntennaへの相談が推奨されます。これにより、コストをかけて制作した
動画の効果を最大限に引き出し、サイトの目立つ場所で多くのユーザーに
視聴してもらうことを目指すことができます。